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2013年 08月 18日
昨日は久々の大っぴらな自宅会を開きました
友人の帰省に合わせた毎年恒例の行事ですけれど、 今年は休暇の調整に失敗して一日だけになったのは残念 でも、午前10時から午後7時過ぎまで間断なく歓談しつつ遊び、 その後も午後9時頃まで食事で談笑できたのですから有りがたい 参加して下さったファキイルさん、appoloさん、ツルさんに多謝 【クイックス(初)×2回】 今年のドイツ年間ゲーム賞の最終ノミネート作品です マイナーメーカーの作品ですけれど、Spielbox誌で高評価でしたので、 新発売の時期に入手し、そのまま倉庫部屋に沈んでしまったのをこの度発掘 サイコロ6個とスコアパッドしか入っていない、 ビンゴ風、乃至ストリーム風のダイスゲームです 他プレイヤーの手番でもダイスの出目をチェック可能なルールを採用することで、 ダウンタイムを解消させる工夫が凝らされています 【カタンの開拓者+カタンの漁師拡張】 クイックスの後、フルメンバー4人が勢揃いしたところで、 カタン無双を自称するツルさんに一丁、揉んで貰うことに しかしノーマルだと芸がないと思い、漁師拡張を追加しました 港以外の沿岸に釣り場を設けることで、 出目に応じて魚を採ることが出来るようになります 魚の使い道は盗賊を移動させたり、カードを入手したりと多様 初期配置は狭い4人カタンの、さらに狭い土地に野郎3人がひしめき合って、 周辺は痩せているけれど、この島では貴重になりそうな材木の採れる、 比較的余裕のある土地を紅一点のappoloさんが選択 ゲームは予想通りツルさんが順調に二巡目で都市化に成功するスタートダッシュ しかし強者のさだめで常時盗賊を張りつかされ苦しい展開に そしてツルさんと土地が被っているわたしはもっと苦しい展開に(苦笑) ここで台頭したのがappoloさん 材木を有効に活用して広大な空地に長大な道路を敷設し、 さらに2:1港を建設するなど、ブースト掛けまくりで、 狭い土地で罵詈雑言を浴びせ合う野郎共を蹴散らしぶっちぎりの勝利を飾りました 【クワークル】 ドイツ年間ゲーム賞を受賞したにも関わらず今では話題にも上らなくなった可哀想な作品 パズル系の得意なツルさんがリクエスト 急なリクエストでしたが、幸い倉庫部屋の目立つところに保管しており、 すぐに探し出すことができ、要望に応えることが出来ました 十八番を自称するだけあって、やはりツルさんが大きく抜けだし唯一の100点越え 特に6枚のタイルを配置する『独りクワークル』を最終盤でやってのけたのは圧巻でした しかし初プレイのappoloさんもその後に同じプレイをしたのには吃驚 ツルさん超えは果たせなかったものの90点台はお見事 わたしとファキイルさんは70点台の同点でビリを分け合ったのですから appoloさん差し入れのくじ引きクッキーです 一本目で当たりを引いたわたしですが、 どうやらその日の運をそれで全て使い果たしてしまったようです ほかにも旭川銘菓「北の風道」に、 空港限定のカルビースナック「おさつほっこり」、 チョコレートにカルピスまで差し入れを頂きました わたしは「きなこの華」のねじり棒を用意したのですけれど、 世代的にちょっと合わなかったみたい‥ 【ティキ・トップル(初)】 秘密裏に配られたカードに合わせて、トーテムポールのお面(ティキ)の種類を揃えるゲーム クワークルと室内の高湿度で疲弊したアタマを冷やすつもりで用意しました 全員に同じ構成で配られたカードを使ってトーテムの順番を操作しますが、 各々の思惑が入り混じって思い通りになりません ちなみに、任意のティキを最下段に下降させる「ティキ・トップル」カードを使う時 「部下の手柄は上司の手柄、上司の失敗は部下の責任」(香川照之風に)と、 人差し指をテーブルに下突きするパフォーマンスが大人2名の間で俄に流行しました そんな中、なぜか思い通りにティキを操るのがappoloさん 3ラウンド全部で得点を加算し圧勝、見事にティキ・マスターの称号を得ました 【トリック&トリート】 10種類以上の勝敗決定方法で争うトリックテイキング アタマを使わないゲーム第二弾ということで まあ適当にカード出していれば何とかなるでしょう、と気楽に構えていたら 2点しか取れませんでした(勝者は約30点) 【トロールハラ(初)】 トボけたトロールのイラストと何とも地味なルールで、 国内ではほとんど話題になっていない可哀想なゲーム こんなゲームこそわが家で一花咲かせてあげたいと思い強引にリクエストしました チット配置+セットコレクションのオーソドックスなゲームです プレイヤーはトロールのバイキングになり海賊船に乗って島々で略奪を繰り返します どの船に乗るのか、そして船をどの島に移動させるのかを決めるためにチットを配置します 特に船の移動ルールは多数決ながら少しヒネリがあります 船に乗船する際にもルールの規制がありまして、 略奪物は公開情報だけに思考を巡らす必要があるのです ここまでですと、アブストラクトといってよいほどの展開になるのですけれど、 カードを使った3種の神々の効果で変化をもたらせることで、 あまり膠着した展開にならないようになっています ちなみにルールを勘違いしていた箇所がありました 太陽の神カードの効果「+1」ですが追加1手番ではなく、 追加のチット1枚を配置できるだけでした 太陽の神が強すぎると思ってルールを読み直して発覚しました どうりで展開も早くなるわけです、申し訳ない 【ディヴィナーレ】 詐欺師っぽい占い師による予想誘導 紅茶、手相、占星術、水晶の4種の占いをそれぞれ予想します この作品、予想を当てるのが目的のゲームと考える方が多いと思うのですけれど、 その観点で評価すると、そのジャンルの傑作「メンバーズ・オンリー」に遠く及びません しかし、最終的に自分の予測値通りのスペースに予測マーカーを滑り込ませる、 「変則的トコロテン式椅子取りゲーム」と考えると、俄然面白くなります 今回はその観点で遊んでみたのですが、やはり我が意を強くしました 手札交換の綾と、最後の2枚のプレイが痺れます やはり傑作との評価はわたしのなかで揺るぎません 今回は完全正解には恵まれませんでしたが順調にニアピン賞をかき集めます これで勝てると高を括ったのですが、完全正解を最多で終えたツルさんが勝利
by hardline1971
| 2013-08-18 20:56
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