冬の台風は明日も続くようです
そして週末にかけて大雪の予報も
冬将軍の今季最後の咆吼でしょうか
日々人生を送っていると、
わたしの耳に様々なノイズが入ってきます
ノイズと称するくらいですから、
わたしに向けられたものではなく、
偶然、あるいは必然として耳に飛びこんでくるものです
大抵は耳障りなものが多く、
わたしの顔を少しずつ平坦にしていきます
耐えることは難しくありません
平坦になった顔にはヒビひとつ入ることなくやり過ごしています
でも、なんだろう
この形容し難い絡まった糸玉のような気分は
人の声は不思議
時には楽奏の如く心地好いものが聞こえるときもあって、
先ほどのノイズがボリュウムを下げた軽音楽のようにささやかになり、
芝生を撫でたような穏やかな心地になるものです
わたしの発する声は、
それをそれとなしに聞く人にとって、
一体どちらの音として耳に入りこむのでしょうか
自分に向けられていない、人の声は不思議