うんざりするほどの雪嵐が今週続きましたが、
今日からようやく穏やかな青空との再会です
先週は大荒れで中止したランニングも無事に実走
激務の予想される来週の為の、良い気分転換になりました
それにしても二週間のブランクで息が上がってしまうとは
昼食抜きでエネルギーが枯渇していたのもありますが、
運動不足は覿面に体力を削いでしまいます
前回の続きから暫く間が空いてしまった"トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか”を
夕方から読みはじめ漸く読了しました
4人の著者による多角的な検証と教訓の提起です
冒頭から息の詰まるドキュメントで幕を開け、
生き残った関係者へのインタビュー、
苛烈な状況に陥ったトムラウシ山の気象状況と特異性、
死因となった低体温症に関する解説に、
運動生理学の観点からみた登山者の状況、
最後にはツアー登山の問題点についてと多角的な内容に富んでいます
著者に共通しているのは、
この大参事を教訓として、今後の防災に役立てたいという、
執念にも似た願いが感じられました