天気が恢復し、気分良く過ごすことができました
せっかくの休日ですから、お天道様を浴びなければ勿体ありません
そこでまず、身近なドライブを愉しむべく郊外の大型書店へ向かうことに
裏道を走るので渋滞にも巻きこまれず軽快に目的地へ到着
そのままたっぷりと新刊図書を拾い読み、雑誌を読み漁りました
一冊あたりの時間は3分から30分位と興味次第で長かったり短かったり‥
本当の目的は増補改訂版として再刊されたばかりの、
P・バラカン著”魂のゆくえ”を買うために来たのですが、
中身を捲ると文体が軽快な口語体から”ですます”調に変わっていて、
加筆された部分もそれほど多くなかったことから、
すこし拍子抜けした気分になってしまい、
かなり悩んだ末に購入を延期することにしました
わたしにとってバイブルのような本ですので、
別の機会に入手することは確実なのですが文体の変化は意外でした
2時間ほど本屋をうろついた後は2階のCDコーナーへ
洋楽コーナーをくまなく巡回したのですが、
気付くといつものように60~70年代の棚へ戻ってきてしまったり、
ホントに冷遇されているソウルの棚を凝視したり
まったく、聴きたい音楽にはいつまでも限りがありません
とくにこの店は大型店だけあって棚揃えが充実していて、
物欲がちくちくと疼かされてしまいます
ココロのなかに浮かぶ購入候補は、いまだ未聴のフランク・マッコムか、
ジャケット・インパクトでは一番のミルトン・ナシメントの”ミナス”か、
それとも70年代ロックのあれやこれやか‥
結局、30分ほど迷ったあげく保守的な自分らしく最近の作品は後回しにして、
70年代ロックのリトル・フィートの4th”アメイジング!”の紙ジャケ版を購入
決め手は”スパニッシュ・ムーン”と”ロックンロール・ドクター”が聴きたかったから
同じく最新リマスターの施されたプラケース版も売っていたのですけれど、
やはりmini-LP(海外ではこう呼称されているらしい)の方が雰囲気があります
満足してお店を出るとそのまま帰路につくつもりだったのですが、
思い直して森林公園へ寄り道
お昼がまだだったことを思い出しマクドナルドでセットを注文
公園の駐車場へ着き散歩へ向かおうとすると、
遠足の児童とオリエンテーション中のお年寄りでごった返していました
かれらの喧噪は気に障らなかったのですが、
老人のひとりが不作法に痰を飛ばす様を見て即座に断念を決定
ハンバーガーを頬張りながらCDのライナーノーツを眺め、
満腹になると日陰にクルマを移動してシートを倒し、そのままお昼寝
開けたサイドガラスから微風と草の匂いが漏れてきて、心地良さこの上なし
目の醒めた時には、空が夕暮れの予兆に染まっていました
たまにはこんな風に過ごすことも大切なのかもしれませんね