昨夜は咳が止まらずどうなることかと思いました
今度の風邪は喉に来る傾向があるようです
それはさておき‥
今年の大賞ノミネート作品が発表になりました
(☆マークは遊んだ経験のある作品)
・☆ディクシット( J.-L.ルービラ / リベユー)
・イダンティク(W.P.ジャコブソン、A.A.コーアウト / アスモデ)
・☆アラカルト(K.H.シュミール / モスキート-ハイデルベルガー)
・☆ロール・スルー・ジ・エイジズ(M.リーコック / ペガサスシュピーレ)
・☆フレスコ(M.ルスコウスキ、M.ズーセルベック / クイーンゲームズ)
戦争ゲーム色の強い”エンデバー”が推薦リスト入りしていたのは意外でしたが、
それほど注目に値する作品という評価だったのでしょう(同感です)
今回も特色豊かなタイトルを揃えてきたな、というのが第一印象です
前回は(個人的には)異色の”ドミニオン”が選ばれましたので、
今年の受賞作は例年よりオーソドックスなドイツゲームに回帰するのではないでしょうか
となるとフランス産の”ディクシット”は厳しいと
またこの作品はゲームシステムよりアートワークの秀逸さが抜きんでているのも、
大賞作品には相応しくないと思います
”アラカルト”はユニークなアクションゲームで独創性豊かな逸品ですがリメイク
しかし同人ゲームのような旧作から見違えるように立派なコンポーネントに生まれ変わっており、
大賞の風格は感じられます
”ロール・スルー・ジ・エイジズ”は期待の俊才リーコックのダイスゲーム
長尺となりがちな悠久の歴史をコンパクトにまとめ上げています
ヤッツィーのようなプレイ感も馴染みが深く、誰でも遊べる作品
何よりコンポーネントの素晴らしさは、大賞の資格十分です
”フレスコ”は現在流行りのシステムとされている、
ワーカープレイスメントのなかでも抜群に判りやすく、
これまでゲームマニア向けと云われてきた同システムの敷居をぐっと下げることに成功した作品
段階的にルールを追加できる親切設計や、
色の調合という視覚的に納得のし易い変換ルールなど、
単なるマニア向け作品とは一線を画した、質の高いドイツゲームに仕上がっています
と、遊んだゲームについて簡単に解説しましたが、
ずばりわたしの予想は、
本命→フレスコ
対向→ロール・スルー・ジ・エイジズ
大穴→アラカルト
これで決まりです