本当はそれほどでもない筈なのに、
終わってみると、まばたきひとつくらいの刹那
今日は午前中は散歩
そして妙にクセになる味のアイスクリームを食べに漫画喫茶へ、
午後はランニングをしながら、
線路脇の桜と路端のタンポポを見比べていました
人も疎らな穏やかな休日の風景に自分が収まっていると、
明日から再び始まる羅刹の日々が嘘のようです
一年先の事すら見据える事が出来ず、
目の前に突きつけられる仕事や視界に映るモノ、
そして、すれ違ったり立ち止まったりする人間たちと、
止まることの許されないメリーゴーランドを回っているみたい
瞼を閉じると風景は消えるけれど、三半規管を揺らす眩暈は残る
時にはグロテスクで苛酷だけれど、
退屈とは無縁な日々はまだ暫く続きそうです