急に入ってきた仕事のおかげで、せっかくの休日を返上することに
天気が良いだけに、こちらのイライラも募ります
来週末は社員旅行ですので、2週連続休日が潰れるわけです
体力的に不安が募ります
仕事をやっつけて自宅に帰ったあとは、
先日、古書で入手した「ブライアン・ウィルソン自叙伝」を読み耽ます
450頁もある大著にもかかわらず、夢中になって頁をめくるうちに、
気がつくと3分の1まで読み進めてしまっておりました
この本については、どこかのレビューで内容の真偽や、
視点の偏りが指摘されていましたが、
ブライアンと父親との従属、対立関係が、
彼の音楽にとって非常に重要な構成要素となっていることは、
間違いないようです
そして人格の破滅への致命的な要因となっていることも‥
虐待というのは、いつ、どの時代でも必ずくり返されいたようです
そういえば映画「パーフェクト・ワールド」で、子どもを殴った父親に対して、
ゲビン・コスナー演ずる主人公が豹変して怒り狂ったシーンを思いだしました
たしか、彼も幼少時に父親から虐待を受けていたという設定だったと思います
父親の、ブライアンに対する虐待も常軌を逸しています
単なる暴力は当然のようにくり返され、しかも
台所で、しかも母親の目の前で脱糞しろと命ずる父親
これは狂っています
少なくとも、この本の序盤は、アメリカ人一家の狂った家族物語です