久しぶりの連休ということでのんびりと一日を過ごしました
いつものように掃除と洗濯をしながら音楽を流します
昼も終わりかけたころ、ようやく作業もひと段落ついて、
あとは夕食まで読書、これで一日が終了
久々に呉智英の著作を読みました
「わたしの書くものは、概して読みやすく、わかりやすい」
と著者が自負しているように、平易な談話体の文章です
にもかかわらず、非常に知的な内容
読了すれば、賢くなること請け合いです
少なくともマスメディアから垂れ流される良識や常識にたいして、
立ち止まって思考するための契機は与えてくれるはずです
あくまで事実や論理を判断基準とし、
情緒を極力排した立場を堅持する呉氏は、
この国では極めて稀な、スリリングな存在かもしれません
でも苦言、というか気になったのは、
侮蔑的な表現をする際にカタカナが多用されるところ(「ソンケーする」とか)
くだけた調子を与えたかったのかもしれませんが、
普通に、坦々と表現したほうが、より読み手に伝わると思うのです