巷では入手難といわれていましたが、
実際にはそれほど苦労することなくヨドバシカメラで購入
しかし当初は、「山吹」だけ売り切れの状態が続いていて、
しかたなく2択で悩んでいた「白雪」の方にしようと再訪したところ、
再入荷したとのことで全色が揃っていて拍子抜け
結局、1分ほど眺め回したうえで、
質感がより高い(ように見えた)山吹に決定
それにしてもこの機種の評判はあまり芳しくなく、
初期不良による発売延期や度重なるアップデートといった、
ネガティブな話題ばかりを振りまいていました
しかしバカな子ほど可愛いのが人情なのか、
これほど問題を起こしている機種にしては高い人気を誇っています
それは(問題が多いとはいえ)最新機能を搭載したハイエンドモデルであることと、
なにより機体のデザインコンセプトが明確に提示され、
それにたいして少なからぬ賛同を得た結果なのでしょう
以前書いた通り、特段わたしはケータイにこだわりはありませんけれど、
選ぶのであれば、マトモなブツを所有したいと考えていました
わたしは多分、他の人たちより携帯電話を使った時期が早い(15年程前)ので、
性能的な進化に戸惑いつつも大いに満足しているわけです
一方で外見的には進化どころか退化を思わせるようなものを、
最新ラインナップでも見かけると、どうにも情けなくなってしまうのです
まあ、わたしはハイセンスの持主でもなく、
プロダクトデザインの有識者でもありませんので、
これはもう、まったく自分勝手な言い分なのですけれど‥
でも、このW54SAは奇を衒ったデザインをしているわけではないのに、
エッジの形状やボタンの文様(使いづらい‥)などの工夫で、
他のケータイにはない、自己主張の強い機体になっているから不思議です
電話機や音楽再生機としての性能は前に使っていたW41Tに大きく劣りますが、
財布やキーケース、靴、鞄といった見まわり品と同じ視点で眺めると、
素敵なアクセサリーとして充分満足しています